夕月の本棚

新旧いろいろ、ノンジャンルで本をご紹介します

家で楽しむ休日に・・・ 『大聖堂』

私的に、面白い大河小説というのは、多くの共通点(私にとっての面白い条件)があります。 1.じっくり読ませて(複数巻が必要)、飽きさせない。 2.物語に関係のない描写、つまり時代背景や歴史、街や人々の説明文が、最小限で、テンポ良く読ませること。 …

はてなブログ(有料)でさくらインターネットで取得の独自サブドメインを設定する方法

ちょっと脱線というか、覚え書き。 当ブログは、さくらインターネットで取得した独自ドメインにサブドメインを追加して、それをはてなブログ(有料)に設定しています。 その開設するまでの苦労を書いておこうと思います。 私が探した限り、ネットで書いてい…

あやかし+恋愛要素 『わたしの幸せな結婚』

この1年、個人的にハードで、ちょっと大きな病気なんかもしちゃったりして、「とにかく本は楽しく」というモードです。 重めの本、“ためになる”本は、ちょっと身体が受け付けないというか……。入院中のベッドとか、病院の待合室では、濃厚な本なんて、ホント…

イマジネーションの扉・・・ 清川あさみの『銀河鉄道の夜』

『銀河鉄道の夜』を読んだのは、比較的大きくなってからでした。確か高校生ぐらい。。。 中学生には芥川龍之介やら、夏目漱石、ハイネにディケンズなどなど、結構いろいろ読みあさっていましたが、なんとなく、宮沢賢治に触れることがなかったのです。 今思…

過ぎ去りし青春を再び 『深夜特急』

10代の終わりから20代前半ぐらいの、一番元気で、輝かしい頃の記憶を呼び戻す歌や映画、そして本は、誰しも一つや二つあるはずです。それを口にすると、おおよその年齢が想像できますし、共感した時は同世代として、話題が盛りあがったりするものですね。 私…

鯔背〜いなせ〜 『鬼平犯科帳』

いつの世にも悪は絶えない・・・この言葉にうなずくアホな自分がいます。 ご存じの人も多いでしょうが、中村吉右衛門ドラマ版『鬼平犯科帳』はこの台詞から。そして、ばったばったと切っていく鬼平の身のこなしが実に決まっていて、いやなことがあった日などに…

読み続けるファンタジー! 『指輪物語』

はじめの一冊は、高校生の時に衝撃を受けた本、そして今も時にふれて読んでいる本がふさわしいと思います。 それは、トールキンの『指輪物語』です。最近では、原題の『ロード・オブ・ザ・リングス』の方が有名かもしれません。このタイトルの、ハリウッドの…

はじめまして

ワタシの本棚の一部をご紹介するブログです。 リアルな本棚は、壁一面にずらっと並んでいますが、ジャンルはいろいろ、新刊から古書まで溢れ、床にこぼれております。 その中から、ランダムに抜き出し、ご紹介していきます。 ジャンルも発刊時期もバラバラで…

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